今日は8月14日お盆のなか日です。
お友達から電話が有って、
「私、朝から知り合いの初盆のお参りに言って来たの。何か色々思い出してしまって・・・でね、うちは今年七回忌でしょ、15日精霊流しに行くんだけど、初盆じゃないから流すのは船じゃないのね、角形の灯ろう流すんだ」
と言われるので、さだまさしさんのグレープ時代の「精霊流し」の歌が頭をよぎり、友達だったお精霊さんの事を思い出して寂しくなりました。
私が長崎県の島原市に住んでいた頃に見た大きな精霊船や爆竹や花火の話に及びお盆という日本人にとっては心の原風景的な行事のお話で終始しました。
(島原のお盆の精霊流しのお話やお盆の過去記事が有りますので良かったらどうぞ)
〇島原のお盆の勘違い話(笑) https://kougetu.link/diary/obon-style/
〇精霊流し日の夢 https://kougetu.link/diary/end-of-the-war/
さて、私のお盆の過ごし方は・・・
今年は実家に帰りませんでした。
実は身内に初盆も有ったのですが、早くに行けない旨のお話をしてご仏前だけをお供えさせて貰いました。
お墓参りはお盆前に早めに行って「お盆には来れないのでごめんなさい」とお詫びして来ています。
家族がカレンダーどおりの出勤なので(お盆休みは別日に夏休みとして取る)今年は行けないと言うのが現実です。帰省はその年のカレンダー次第となってしまいます。
お盆の食べ物は「精進料理」=「精進物」としています。
お盆のお参りに行くと出して頂く食べ物は、最近は精進物だけではない事が多いのですが、そこは失礼にならない様に選んで食べさせて貰っています。
自宅ではお煮しめをドッサリ作って12日から食べ始めます。
トコロテン、ソーメン、酢の物、豆腐、サラダ、巻寿司、いなり寿司等が中心となります。
実は、お盆だけが精進物という訳ではなく、カウンセリングが入っている当日の朝とお昼は絶対お刺身・・お魚・お肉等は頂きません。おにぎりのメンタイも食べないですね!
私がこの仕事を始めてから20年程になるのですが、5年前に決定的に「お勤めとして自覚した日」までは食べ物に拘る事は無かったのですが、その決定的となった時から「精進料理」=「精進物」に拘る様になりました。
特に代金を頂いてのカウンセリングの場合は徹底して食べるのは「精進物」で行っています。
「お勤めとして自覚した日」以降は特にお刺身を食べて霊視すると蕁麻疹が出る様になりました。
昔、悪くなったお刺身で1回だけ蕁麻疹が出た記憶は有りましたが、その後どれだけ食べても蕁麻疹とは無縁でした。
最初はたまたまだろうと思っていました。
しかし、回数が重なると「何か変?」と思い始め「まさかね~」とは思いながらも霊視する日に止めてみたら全く出なくなったので「これか~」になったという訳です。
霊視が無ければお刺身をどれだけ食べてもOKですので、スピリチュアルの世界は不思議です。
スピリチュアル的には、まぁ~当然と言えば当然というか。
私を教えてくれた先生なんかは高野山におられた頃は全くの精進料理だったと言われていましたし、仏様と精進物は昔からセット的なお話ですから生モノとは相性が悪いのでしょう。
まして、私は「お勤めとして自覚した日」からスピリチュアルの世界と行ったり来たりになっていて、それぞれの世界の空気の質感の違いは判っているので納得出来る話では有ります。
こんな話を書くと一般的には「嘘だ~」と言われそうですので、「面白い話」として聞いて頂く程度が一番かと思います。
科学的根拠が有りませんし、私の単なる思い込みなのかも知れません。
しかし、現実として捉えた場合、カウンセリング当日に蕁麻疹が出たりお腹が痛くなったらご予約のお客様にまともなカウンセリングが出来ず、ご迷惑をおかけする事を考えれば自己管理の一端としてのお話にさせて貰おうと思います。
カウンセリングが終わった夜やご予約が無い日は好きに何でも食べていますので、栄養の偏りも無く「太らせて」貰っているのでご安心ください(笑)
今年のお盆も私の知り合いのお精霊さん方に「お帰りなさい」をスピリチュアルの世界を通して言いに回ります。
皆さんきちんと自分の行くべき所からの里帰りみたいな方々なので、お話は余程でないとなさいませんが穏やかな優しい微笑みを見せて下さいます。
言葉は必要なくその穏やかさが全てで、私の心や魂が浄化される気がします。
お精霊さんとの再会は私だけではなくお迎えになられる方々にも仏様の空気をもたらして下さる有難い方々なのではないかと思います。
その様な意味合いでも大切に懐かしんでお迎えされると良いのではないでしょうか。
このお盆の数日間はスピリチュアルの世界にどっぷりひたるので、蕁麻疹も怖いし(笑)
やっぱり「精進物」で通すしかない様です。
カウンセリングルームもお休みです。
相談ルームは熊本市内の中心部ですので帰省の方などが街に出られる関係も有り、駐車場の確保が難しくなります。だからご迷惑をお掛けしかねないのでお休みにしました。
そして、私がカウンセラーとして「生きておられる方」より、霊能者として「お精霊さん」を優先する、また、「一族の御霊を束ねる巫女」としてのお役目を果たす事が出来る数少ない3日間として使わせて頂きたいと思っております。
スピリチュアルの世界でのお盆は大忙しです。
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