篠栗四国霊場八十八ヵ所　第13番札所　城戸大日堂

福岡県粕屋郡篠栗町城戸1001-2

ご本尊：十一面観世音菩薩

本四国第13番大日寺より勧請

篠栗四国霊場八十八ヵ所　第13番札所　城戸大日堂

ご本尊が11面観音で有るのになぜ？大日堂なのか・・・？？
〇本四国13番での出来事に関係がある。本四国13番大日寺には元々弘法大師ご自作の大日如来をお祀りしてあったが、明治の神仏分離の折「一宮の本地仏の（行基菩薩作）十一面観世音菩薩が13番に移遷された」その様な経緯で大日如来は脇仏となった。そのため「大日堂」と呼ばれるということらしい。

篠栗四国霊場八十八ヵ所　第13番札所　城戸大日堂1

この札所で使用している写真は2017年10月に撮影したもです。
撮影の仕方がどうしても上手くいかない。
その場で撮ったものを確認しないからに他ならないのですが、結構時間に追われて札所をまわっているので同行者に置いて行かれない様に急いでしまっています。
1回失敗してしまうと次は1年後に撮り直しとなってしまいます。
覚えていれば良いのですが・・・たぶん、この札所も差し替えになります。
それまではこれでお許し下さいm(__)m
実を言うと、帰ってから写真の整理をしていると撮り忘れの札所も存在しています。

篠栗四国霊場八十八ヵ所　第13番札所　城戸大日堂　ご本尊

このお遍路を本格的に書き始めて2年以上たつのですが、まだ全ての札所の写真が揃っていないと言うのが実情です。この札所のご本尊様は写真撮影が下手な私にも綺麗に撮れます。
ガラスで覆われていないからです(笑)
少し手を伸ばせば直接触れる事が出来る位の近さに有りますので、まじまじと側でどんな造りになっているのか、鑑賞する事が出来る数少ない札所になっています。
昔に比べて篠栗のお遍路は減少していると思います。そして、大きな寺院中心にお遍路される方も多くなっている様です。
小さなお堂の札所には素朴さや、美しいお姿の仏様と間近で触れ合えるというありがたい事が多く存在しています。
それこそが篠栗四国の魅力だと私は思っています。
各寺院様は確かにどこも美しく荘厳で有ったり・・・それはそれで素晴らしいしどこのお寺様も大好きですが、民間の方が堂守さんとなり永い時お守りされ、近所の方がお散歩がてらお参りされて来ている、そんな篠栗のお堂の札所は懐かしく心に染み入るものだと思えます。

機会があればそんな仏様をお訪ねになってみられれるのも良いものです。

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