タクシーに乗ると不思議な話が始まりました・・・

タクシーに乗ると不思議な話が始まりました・・・

18年位前の不思議なお話です。

当時、福岡に住んでいた友達T子が「博多にあるホテルのペア宿泊券が当たったよ!一緒にショッピングと食事して泊まろうよ」と言って誘ってくれました。
その頃は新幹線は開通しておらず、特急で1時間半程かかっていましたが、私はラッキー(*´▽`*)とばかりにウキウキと午前10時頃家を出てタクシーで熊本駅迄行こうとしました。
当時私が住んでいたのは現在の中央区で市電の通りから少し入った所でした。
裏通りの方に出てしまったので、なかなかタクシーが通りませんでした。
やっと1台の個人タクシーが通り、行先のJR熊本駅を告げて走り出したのです。

すると、「お客さん、ありがとうございます。乗ってくれてうれしいです!」

「いや~私こそ助かりました。この通りタクシー少ないから10分位待ってたんですよ」

「お客さん、最初から一人でしたよね?」

「はい。ずーっと一人で待ってましたよ?」

「いやね~変な事言うと思わないで下さいね。私、200m位手前の○○交差点、先頭で信号待ちしていてね~お客さんの立っていた所に巫女さんがいたんですよ。白と赤の袴着てる恰好で。
巫女さんね~?と思って信号見直してもう一度見たら違ってて、そしたらお客さんにスポットライトが当たった様に周りがぼんやり光って見えてね。
あれ?って思ったんですけど、光が綺麗だったから、こんな人が乗ってくれないかなぁ~なんて思ったら止めてくれたんで、凄く嬉しくてですね。お客さん赤と白の服じゃないですよね~何でそう見えたかな?」
(膝丈で薄いグリーンの花柄のワンピースに白のカーディガンを着てました)

「??私、光ったんですか(笑)目の錯覚では?っか、新しい営業ですかぁ(笑)」

「いや、違いますよ!自分、色盲じゃないですし~こんなこと言ったら気味悪いって言われるかもですが!!信じらんないでしょうけど、最初確かに髪の長い巫女さんの衣装の人でしたよ!
その後にお客さんに替わってそして光ってましたから!!絶対間違いないです!見たんですよ。夜なら怖くなってたでしょうが、今日は天気もいいし真っ昼間ですから怪談って訳でもないでしょ(笑)」

スピリチュアルの世界はいつも不思議

スピリチュアルの世界はいつも不思議

(私的にはどうして私の前世が見えるのか?(この運転手さん視える人?)いや、でも、ここは知らないふりをして笑ってやり過ごそう!)そう心に誓い・・・

「うーん、何ででしょうね?(笑)私が立ってる間は誰も歩きの人いませんでしたけど、、、」

「他に人はいませんでしたよね!自分もそれは見えてたからしってるんですけど・・・いやぁーこの道40年初めての経験ですよ!(笑)それでも、お客さんも綺麗な人だから乗ってくれてラッキーですけど」

「お世辞でもありがとうございます。私、幽霊かもしれませんよ(笑)怖くないんですか?」

「幽霊でも、こんなに明るい綺麗な幽霊ならいいですよ(笑)それに、怖いどころか夢の様に綺麗な光だったから何か良い事が有りそうです」

「私、足ありますからご心配なく。幽霊なら無賃乗車でしょ?でも、私はちゃんとお支払しますから大丈夫で~す(笑)」

「あーお客さん、(駅は後10m)赤信号かかりましたから。このままだと後1メーター上がるからお礼にここでメーター切りますね」

「ありがとうございます。面白い怪談聞かせて貰ったからすぐ駅に着いちゃいましたよ。楽しかったです」

「お客さんはヤッパリ信じてないけど、私、本当に見たんです!スミマセン、でも本当に!」

「いいえ、信じてますよ。前に、視える人から私の前世は巫女だったって言われてたんです。だから、きっとそうなのかも・・・」

「でしょ!!私、確かに見ましたから。凄いなぁ!こんな不思議な事初めてだし、今迄信じてなかったけど有るんですね!お客さん博多に行くんでしたね、お気をつけて~」
運転手さんはニコニコしながらトランクの荷物を下ろして、駅の自動ドアの中まで荷物を運んで手を振ってくれました。

私の前世と私の後ろの方の光を見てしまったのだと思います。自分では当然見た事が無いので見てみたいとずっと思っているのですが。
何のきっかけであの運転手さんが視えてしまったのか今でも謎ですが、不思議な出会いが有った事を思い出して書いてみました。
これとは別に高速バスの待合い室で似た様な事を言われたお話が有りますので次回書きたいと思っています。

スピリチュアルの世界から逃げた香月の行方

スピリチュアルの世界から逃げた香月の行方

その当時は、スピリチュアルの世界に関係が有る事を人に話す事を「良し」としていませんでした。

先生の所で勉強させて貰って後、一時期全くスピリチュアルから離れたくて仕方がなかった時でした。
普通に霊能力に関係なく生きたくて今後の生き方を模索しながら、現在も続けているWEBの仕事をやる様に勉強を始めていました。
そうしながらも、
「悩み」やどうする事も出来ない「ジレンマ」や刹那的に生きている自分自身への「嫌悪感」や色んな「理解不能な感情」の為、地の底まで落ちた感覚になり死にたいといつも思っていたり・・・
そう思う事が嫌で1日18時間~21時間がむしゃらに仕事をしたり。
無茶苦茶な仕事の仕方でそれなりに稼ぐ事は出来たのかもしれませんが、それ故に大病したり・・・
そんな中でも、色んな人との大切な出会いを頂いた時でもありました。
メチャクチャとも言える中で「もうダメかもしれない、どうやって生きて行けばいいんだろう」そんな時に不思議と誰かが手を貸してくれたお蔭で今が有る様に思います。
その時は自分の事しか見えていなくて「生かされている」「守られれている」事すら判らなくなっていました。
長いトンネルの中を歩いていたように思います。

現在、私がこのスピリチュアルカウンセラーをやるに当たって知るべき必要な「不幸」「苦しみ」「諦め」「辛さ」「貧乏」「悩み」「自分の限界」「病気」「要らない能力」負の言葉のオンパレードになってしまいましたが、これを死にたい位体験した時期だったと思います。
「幸せ」だけではこの仕事は出来ないと今は思っています。
だからあの時期が存在し、負の言葉だらけの状態を自分でどの様に変換させ、今の「心の有り様」を得られたかを、そしてその「心の有り様」で生活自体が変わる事を実体験させて貰ったと思っています。
私の経験が私のスピリチュアルカウンセリングそのものなのかも知れません。

あの日の運転手さんとの出会いは儚い一瞬の出来事ではあったのですが、その出会いは・・・本来やるべきことを考え直す切っ掛けになったのは確かです。

今でも懐かしく、鮮明に思い出します。

あのタクシーの運転手さんは・・・
自分から逃げようとするばかりで、頭では理解していることに感情が付いて来ない状態で生きていた私への「お大師さん」からの教えだったのかもしれません。

私の経験=スピリチュアルカウンセリング

私の経験=スピリチュアルカウンセリング

プロフィール

谷川 香月
谷川 香月代表 / メインスピリチュアルカウンセラー
熊本県熊本市の霊能者・香月が霊能力によるスピリチュアルカウンセリングやご相談をお受けしております。占いや心理カウンセリングでは分からない事でも、あなたの悩みを解決に導きます