台風が過ぎ秋の風を運んできました

台風一過

台風１６号、熊本は行き過ぎました。
被害は甚大で、熊本地震の時の色んな事が思い出されて怖くもあり、被害に遭われた方の事を思うと胸が痛みます。
ＴＶで自分の家はあそこです、と池の様になった家の中に浮かんだような家を指さして語られていた女性、「呆然と」されていた様でした。
本当はここからが大変なんですよね！水が引いて現実に家の中を見られた時の思いは・・・
それを考えると、言葉が出ません。

熊本はたまたま思った程の状態は免れて、昼間お話した方達も「どうなるものかと心配していましたが、どうにか」・・・そんな話題で今日はどの電話も始まりました。
「どうにか」・・・の後の「良かった」という言葉は、今の熊本の人間は安易に言えない事を身に染みて解っています。
自分だけが良ければ・・・それだけで片づく事ではないのは知っているから・・・
ニュースを見ていると色んな被害も出ていて、改めて自然には勝てないなぁーと思ってしまいます。
地震も然り、哀しいまでに自然の力はどうすることもできませんね。

昨日の夕方、ベランダに出てみたら少し寒くなっていました。

今迄の暑さはウソの様でした。台風の前には夏の虫の声がしていたはずなんですが、今日はなんと！鈴虫の声が聞こえていました。他には秋の虫の声も混じり「今日から秋なんだ」と一人で暫く聞いていました。

昨日の昼間は電話相談でパワハラ、嫁姑問題でかなり深刻に悩まれているご相談、ご主人の転勤での子供さんの問題の悩みとをお受けしていました。
すぐに、ビタッと解決が着くお話ではない種類です。
霊能者で有っても１回でどうにか出来ない事って沢山有ります。
その度に「自分は無力」だと思い知ります。
それでも、解決の道は必ずある事も視えます。
だから、霊能者を続けていられるんだと思います。
継続して来て頂ければいいなぁ～と思ってしまいます。
１時間半でお話出来る事は限られてしまいますし、初見だと思いをお聞きする時間にほとんどを使わざるを得ない事も有ります。
視えていても、それが、ご本人様の言われている事との相違点を見つけ出す事から始まる時も有ります。（言葉にして貰う事でご本人様に確認頂く事からという事も有り！ですから）
意外と、「こうではないですか？」と伺っても「絶対違う」と言われる事は物凄く多くて、いや、未だにお弟子さんでもそう言う事もしばしばで(笑)
さすがに、お弟子さんは、香月流スピリチュアルカウンセリングを理解しているので、
「自分がこう否定しているということは？基本に返ってみて」と考える様にいいます。
「やっぱり自分の言った事が証拠ですね」とレスポンスが早くなって来ています。
机上での学習だけでは絶対解消出来ない事を自分に起きる色んな状態から考え方の実践をやって行っています。
本当はそこに問題やポイントが潜んでいる訳ですから見逃せないんです。
この部分の対応は無条件にかかって来るお弟子さん方の電話や対面なので、予約のお客様とは別にイレギュラーなものなんですが、出来るだけ時間を空けない様に対応していますので、自分の時間って？と考えると余り無いのかも知れません。
それでも、嫌だなぁ～と思う事は全く無いんです。
精一杯頑張ってるお弟子さん方の姿が眩しく、また、私自身も下座行の実践を課題としているので、与えられた事に感謝する気持ちをいつも思い出させてくれる大切な人達だと思えるのです。