憑依(ひょうい)とはズバリ!「トリツク」という事です。
トリツク=取り憑くという現象です。
取り憑くモノの例としては、「霊体」が基本です。
・動物霊(低級霊の場合)・・・キツネ、タヌキ、ヘビなどが良く知られています(キツネ憑きという言葉は有名です)
特殊な動物霊ではイヌガミ(インガメ)、イズナ、管狐 等が生きている人に取りついてしまう事をいいます。
*動物霊に関しては、差別的発想も昔から絡んで来ますがそれを助長させる意味で列挙している意図は有りません
イレギュラーなもとしては、
・自然霊・動物霊系(上級霊の場合)・・・「神格を持った」龍、狐、ヘビ 等
これらの場合は「神格を持った」と言う言葉が頭に付きますので、憑依とは言わず、どちらかと言えば守護的位置づけになります。
これらを守護に持つ事で霊能者となられている方もいらっしゃるはずです。
(・動物霊)の中で書いたモノとダブりますが、全く別の意味合いを持つことになりますので注意が必要です。
香月がこの中で私主体で関わった事が有るのは、動物霊のキツネ、イズナの事例を持っています。
上記以外は、師匠の元で勉強していた折ケースとして見て来た経験は持っています。
(当時、師匠と霊視したり祓いをご一緒させて貰いました)
◯動物霊に憑依された場合の特徴
・やたらとウソをつく(霊能者だと思わせてお金儲けをさせる例がこれに当たります)
当人は憑依されてそう思わされている場合も有りますので問題が有るタイプになるでしょう。
金銭に異常なまでの執着を見せるのもこのタイプの特徴です。
・勝手に自分の意思に反して手や足が動く、思ってもいない言葉を言ってしまう
この事例は師匠の元で多く見て来ました。
香月が印象に一番残った方は本当に手が勝手に動く(ヘビ)が付いた方を見ました。
・言動が急に粗暴になったりヒドイ言葉を言う、暴れる
家庭内暴力と思われる子供さんの例が有りました。
・奇行や急に大食いになる
奇声を急にあげたり、なぜ?そんな場所に行くのか?と言う場所に行きたがる。
食べても食べても狂ったように食べまくって吐いても食べようとする。
過食症と症状は似ていますので、あまりにも過食が酷い場合は憑依の可能性も有ります。
・我慢が出来なくなる
理性の部分が動物的発想に傾いて行くので本能のままに生きようとする。
お金の使い方が激しく借金を重ねても自分の欲しい物を買おうとする。
・精神的に沈みがちになる
何をしても楽しくない、自分は死んだ方が良いなどと考えどうでも良くなる。
・上から目線で物を言ったり、恫喝したりする
祓いの現場で「自分は◯◯の神である、そなたごとき下賤の者の言葉は聞かぬ!」
と恫喝してきた例も有りました。
昔、師匠の所での事ですが、正体がバレルと暴れる傾向が有り、殴られ・蹴られ
の経験も有ります。・・・が、対処の方法は有ります。
(不幸を招く場合)
急にお金のまわり方が悪くなる、お金の存在感が異常なほど全てとなり見栄を張る、
今まで普通に付き合えた人達が去っていく、悪い感じの人ばかりが寄って来る、
人の悪口ばかりを言い人を陥れる・足を引っ張ることをする様になる(考える様になる)
やることなす事全てが裏目に出て損をする
等様々な現象が出る恐ろしいタイプの物です。
過去の経験上では、霊能者の所へ行く事を異常なまでに嫌がります。
悪くすると、霊能者の所に行けない様邪魔をしたり、体の調子を一時的に悪くさせたり、
精神的に行けないと思う様落ち込ませたりをするケースも有りました。
祓われてしまう事を嫌がり、特に自分を祓う能力の有る霊能者の所へ行こうとする(連れられてでも)場合はこの作用が顕著に現れました。
酷くなると、自分では気が付く事はほとんど皆無で周りの方からのご相談が殆どとなる事が多いのが動物霊憑依の特徴かと思われます。
上記のどれかに相当したとしても異常でなければ霊障(取り憑かれた)ということばかりでは有りません。
心理的に問題が有る事も有りますので「何かが取り憑いた」と騒ぐ必要性も有りません。
また、精神疾患(のみ)の場合は私の範疇では有りませんので的確な治療を必要とするものです。
ここでの例はかなり酷い例になりましたが、全てを霊のせいにする訳では有りません。
実際には、可能性的にはかなりマレです。
でも、無いとも言い切れない所が不思議な世界が存在する所以です。
*現在は祓い・除霊は受け付ておりません。
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