霊の集合体を除霊した事例

不動明王

香月のお弟子さんが珍しくＳＯＳしてきました。

「師匠、肩が変に重くてどうにも憑依みたいなんです。今迄に感じた事無い重さなんですー（涙）視て貰えませんか？寒くてもう、ダメっぽいんです。この後仕事があって時間が15分位しかないんです。それで何とかなりますか？師匠さえ良ければ寄ります」
話ながら遠隔で霊視してみると、
「あーどこに行けばこんなすごいの持って帰るんだろう？移動時間40分と滞在15分ならそれまでの間に下準備して、後は最後の仕上げだけしかできないなぁ・・・」
そう思いお弟子さんが来る迄４0分の間に完璧を期す為水垢離をとり、守護の仏様に助力をお願いする為お経を上げて待ちました。
通常、個別の数体の霊ならお経を上げて等ほとんどやらなくても私の力だけでどうとでも出来るのですが、今回のモノは少々・・・過去に大小合わせて数回やった経験が有るだけでしたので。

お弟子さんがやって来て、「師匠～寒い！！普通じゃないです」と言いました。

このお弟子さんは最近能力を上げて来ている方なので、簡単に憑依される事は無くなっていました。
しかし、お弟子さんの言う様に普通ではないモノですので憑依されて自力で祓う事が出来ない状況でした。
遠隔霊視で予想はしていましたが、視た目は緑色のドロドロした１ｍ位の物体。
中身は６体の霊の集合体です。
１体が２体となり、計算式では、１+１＝２　２+１＝３　を繰り返し計６体が融合して１体となっているモノでした。
このまま時間の経過と共にもっと膨らんで私にも手に負えなくなる可能性を孕んでいる恐ろしいモノです。
ある程度の能力が有るお弟子さんだったのでこれで済んだ様なものですが、普通は高熱が出ていてもおかしくないですし、長くなれば精神を喰われ、精神疾患を見せてもおかしくない相手でした。
「お弟子さん！良く頑張った！！」褒めて上げたかったです。

香月は何回かこのタイプは扱っていましたので怖いと思う事は無かったのですが、憑依しているので、事前に守護の仏様に助力をお願いした時、縄の様な物をお預かりしていました。
香月の場合、御願いの内容に依っては色んな道具をお預かりしてきます。
今回は縄の様な物でしたが、これは初めてお預かりした道具でした。
どうやって使うか・・？
お預かりしたら、使用マニュアル？が頭の中に流れ込んで来ます。
かなり膨大な情報量なんですが、全く忘れません！そして２度目でもすぐに完璧に甦るという優れ物です。いまだに、不思議です。
でも、仏様の道具とマニュアルだから当然と言えば当然なのでしょうが・・・

香月の除霊

勿論、お預かりした道具で問題なく除霊を完了させました。持ち時間１５分もクリアーです！
「今夜は熱めのお風呂にゆっくり浸かってね。明日位までは少し怠さとか残るかもしれないけど、大丈夫だから」と注意事項を言って、お弟子さんは少しの寒さは残ったものの、元気に仕事に向かいました。

物凄く端折って書いているので、「簡単なんだー？」と思われるかも知れません。
見えない部分での格闘はそれなりに有ったんです。
それと、お弟子さんなので、「いつ」「どこで」憑依されたかを本人さんが自覚しているので、簡単に聞いて確認するだけで済む事と、お弟子さんの能力を判っているので本人の力で解決する部分は任せればいいので楽と言えば楽なんです。

しかし、初見のご相談者様の場合は「いつ」「どこで」を霊視する必要性も有ったり、確認の聞き取りもしなければなりません。
それから除霊等をご希望なら戦い方の組み立ても必要です。
なぜなら・・・
身体（実体）と幽体などに出来るだけ負担がかからない様にする必要が有るからです。

香月は、無理せず、安全第一をモットーに霊能相談をすすめております。

＊現在は祓い除霊・浄霊は受付けておりません。