ある会社の社長様からの相談でした。
「契約社員がうつと診断されて、胃の調子も悪くそちらの治療も行っています。暫く休んでいましたが、取敢えず今は仕事に復帰したんですが、今度は熱が38度弱が1週間程続いていて、また休みです。病院の診断では風邪との事・・・しかし、そんなに熱が続くものか?うつから熱は出ないと思うんだけど、そんな症状聞いた事ないし・・自分の認識不足なんでしょうか?どうなるものか、心配です。派遣で出ている社員なので、私では相手企業と話をする事ぐらいしか出来ないもので。」
最初、うつになられた時から第1回目の相談があっていましたが、「霊障」は見受けられませんでした。
今回もやはりそうです。
社長様自身のご相談なので、本人様をどうにかしてほしいというご相談ではありません。
特に、自分の心の動きをお話になった訳でもありません。
言葉として弱音を吐きたくはない方の様です。
企業のTPOとして社員様への処遇は私情は殺さなければならない時もあります。
個人の感情と相反する決断を迫られた時、取るべき行動は十分理解しておられる方です。
私にどうするかの決定を聞かれている訳ではありません。
しかし~一人の人として、子を持つ親として、家族を持つ身として割り切れない感情を持たれるのも事実です。
口にこそ出さないけれど、心は痛む訳です。
愚痴の一種なのかも知れませんが、それでも誰かに「話したい」「聞いて貰いたい」と思われ
ているのを感じ取りました。
ですが、話したくない。
言葉にしていただく必要はありません。
私が、確認の為「読み取った感情を」私の言葉でお話する事も有りますが、そうしない時もあります。
別のお話をしたりして、私がご相談者様の「痛み」を感じていることをわかっていただきながら・・・私達2人の間では少しの言葉で十分意志の疎通が図れますから。
2人の間でしかわからない事として・・・
「痛みを」共有する時間を持つ事で、ご自分の中の相反する感情をやわらげられた様でした。
会社のTOPの方から「孤独なんだよね~」という言葉を良くお伺いします。
この様な霊視の仕方もあります。
心が痛む時、本当の心の底を人に話したくない時活用されてみませんか!!
ご本人様についてですが・・・
仕事もそう長く休む訳もいかず、ある程度の所で出社された状況で、治っていないままだった訳ですね!
うつの原因が職場にある(現在の仕事が自分のスキルでは無理をする)ので、ご本人様はつらい状態は続いています。
ギリギリで我慢されているのでしょう・・・
勿論、胃の調子も変わらず治療続行中との事。
風邪って、誰でも経験あるし、メジャーすぎる病気ですね。
しかし、「風邪は万病のモト」とも言います。
この社員さんの場合確かに現在は「風邪」です。
ですが、風邪がここまで長引ているのは、
・うつで胃を壊し、食欲も気力も落ちた
↓
・体力、免疫力が落ちて風邪を引く
↓
・風邪を引き、更に、体力が落ち、免疫力が低下=長引く
↓
・悪くすると、とんでもない病気を引き起こす
全くもって負のスパイラル、悪循環を起こしている例です。
ご本人様も大変ですが、そのご家族も精神的に辛いと思います。
仕事の存続が危ぶまれる訳ですから・・・
そして、ご相談者である社長さんも!
まず、今は風邪を治す事を第1番にしなければいけませんね!
寝ていると悪い方向にばかり考えてしまいますが、そこが、うつの特徴でもあります。
考えれば考えるだけ治らないものです。
確かに、仕事を失くすと生活が大変ではありますが、悪い病気を発症して本当に動けなくなれば勿論仕事は辞めないといけません。
そして、闘病生活というリスク迄背負い込む事になります。
現在よりもっとヒドイ状態になるかも知れません。
現在出ているうつの状況は、「最悪の状況になるかもしれないですよ。今考えてください。」
という「ありがたい」警告です。
大げさに言うと最悪、「自分の命」をとるか「しがらみ」を取るかの選択を迫られている訳です。
思い切って転職、環境を変える事も選択肢に入ってきます。
今、思う事は「このまま行ったら0ゼロになっても健康さえ取り戻せたらまた頑張ればいい!死ぬよりましだ!」そう思う事です。
仮に、子供さんが学校を辞める事になっても、「お父さんを亡くすよりはましです」
会社で何を言われようが「命はとられません!」
最終的には「自分の命を守る」ことが家族への最大の努めではないのでしょうか。
死んだ気になれば何でも出来ます。
「開き直ってください」
「仕事辞めるなら辞めてもいい、、死ぬよりましだ!」
極端な話になりましたが、そうならない前に、早めにご相談ください。
きめ細かにお話をお伺いしながら考え方の方向性をお話しています。
私は、現在のご本人様が気づいておられない深層心理を霊視する事も得意としておりますので、カウンセラーさんとは別の切り口でのアプローチをしています。是非、ご相談ください。
私の経験上、病院ではカウンセリングの時間は短いです。
有料ではありますが、きめ細かにやっていらっしゃるカウンセラーさんもいらっしゃいます。
時間をかけて相談されるのも健康を取り戻す手立ての一環です。
私一人で難しい場合や専門のカウンセラーさんの分野が必要な場合、
信頼出来る、臨床経験豊富な心理カウンセラーさんをご紹介する事も可能です。
タイアップして事に当たる事も出来ます。
「命より他に大切な物はありませんよ!」
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