※本人の了承を得てかかせて貰っています!!
このお話が霊障というカテゴリーに入るかどうか微妙ですが、敢えて取り上げてみました。
関西在住のお不動様を拝む、知り合いの霊能者から相談がありました。
「力を失くした」との事!
最後にTELで話したのが相談の4ヶ月前でした。
彼女には以前から生活を改める様に再三忠告してきました。
指導されていた先生からも、出入り禁止を言い渡されたとの事でした。
最後に話した日、
「このまま行くと早晩、力なくすよ!いい加減に目を覚ましなさい!あなたも霊能者と名乗っているなら金銭面の考えはきちんと持たないと、生活も考えないといけないよ!」
全く聞き入れず・・・
彼女からは、
「香月さん、お願い!お金いくらかかっても構わないから、力が戻るように祈祷して、、、お願い。皆から裏切られて、もう、私が信じられるのは香月さんだけ。香月さんなら出来るから」
香月:「何言ってるの?出来る事と出来ない事が有ることぐらいあなただって解ってるでしょ?
そんな事言ってることから間違ってるし、全く何もわかってないでしょ!今のあなたに霊能者としての力は相応しくないから・・・とにかく、生活を改め、力を持つに相応しい努力をしてみて。言ってることをちゃんと考えて!以前のあなたなら解るはずよ。
それが出来ていない人のお願いは聞けない!
私だって、生きる上で考えさせられる事だらけで、褒められた人間じゃないと思う事も沢山あるけど、これだけは絶対ダメって事はまもってるよ~
もう1回、一からお不動さんにお尽くしする気にならないと、私から視ても、今のあなたが、力をお預かり出来る要素は視えないもん。
人のせいにばかりして「自分」を見失ってる!力を道具にして、物欲・金銭欲にまみれ過ぎてる事わかる?
その欲は生きてる限り仕方ない欲だと思う。私もゼロじゃないよ。
けどね、程度ものよ!
私は、霊能力を使って得たお金は、
・仕事の道具・経費・勉強・お花・お遍路の経費
・人の為に使うお金(お世話になった方へご馳走する、プレゼント、両親へのプレゼント)等
にしか使ってないよ! 間違っても服や装飾品、遊びには使ってない。
全く、口座を別に分けて必要な分だけを出して、何に使ったかわかるように記帳してるよ。
その他は普段の仕事で得たお金で生活してる。
お金に区別はないけど、私の中のせめてもの戒めと思ってる!
それと、感謝の気持ちもないでしょ?
特に、食べ物に感謝なんてしてないでしょ?
私が説教するガラじゃないけど~こんな私でも、
肉・野菜・魚・・・他の命を頂かないと生きられないのが「ヒト」、だったらせめて、
冷蔵庫の中の物を腐らせたりするような事だけはしないように心掛けてる。
あなた、食べ物すててるでしょ・・・わかるもん!!
・自分の身の回りの整理【人間関係】
・金銭の整理
・迷惑かけてる人の事をもう1度考え、誠心誠意対処する
・掃除・洗濯・片づけ
・暴飲
・夜の街への不必要な出入り
・反省
まずは3ヶ月後まで、修行し直しなさい。そこでもう1度連絡して・・・あなたも霊能者なら、仏様の御心にそわず「力を失くす状態になった」理由位わかるよね?
私は、今のあなたの為にお大師様に「お願い」なんて絶対出来ない事、誰より一番わかってるはず。そんな事したら、私の方が叱られるのは、あなたが一番理解できるはずよね?
一般の方なら、言葉を尽くしてお話するけれど、あなたには釈迦に説法のはず。
何をどうしてから、私にお願いに行ってと言うべきかを心得てるなら、こんな事言うのは変でしょ?
あなたが本気で仏様に仕える気がないのに、悪くしたらあなたも私も命落とすかもしれない・・・誰よりそのことしってるはずよね!
私は1つ1つの案件は命がけだと思ってる。その覚悟も無くした今のあなたが命があるだけ良かったじゃない。感謝しないと・・・
同情はしないから!あなたを霊能者だと思ってるから・・・
あなたは全部わかってるはず。人に今まで、同じこと言ってきたわけでしょ?他人の相談にのってきたんだから。責任は自分でとるべきよ。あなたが本気で考え実践していくなら、チャンスはあたえられるんじゃない?そう信じてるから、頑張りなさい。」
ケーススタディ
きつくて、冷たい事言いました。
嫌われてもいいのです。彼女が立ち直るなら。
でも、彼女はちゃんと考えればわかる人です。
まがりなりにも「霊能者」なのですから・・・
確かに、微妙ですが霊障の一種と言えなくもないです。
自分の欲が生んだ、他人の想念が変化して(良くない)お土産付で帰ってきたものです。
自分が引き寄せたと言えるわけです!
適当な言葉がないので「仮定・呪い」といっておきますが、呪いと似ている種類のものですか。
第三者からの呪いなら返せば・・・簡単ではないですが、どうにかなるかも知れません。
ですが、場合しだいですが、自分に呪われる「何か」がないか理解出来なければエンドレスです。
しかし、「仮定・呪い」の原因が自分にあるとしたら・・・
それを取り除かないといけないですよね!!
それには、きちんと目標を持つ必要性があります。
①原因を理解して
②取り除く努力をする
③体質改善をする
普通のご相談の場合、第一段階としてここまでを霊視と対話の中でお知らせします。
病気に例えるなら、
・これを食べたからお腹が痛くなったのですね。これは食べない方がいいですよ。早く、お薬飲飲んでください。
・・・ここまで気づくのが第1段階です。
ですが、
・食べた物が「大好きで、止められないもの」だったら?仮に、それを止めても、似た種類の別の物を欲する様になりますよね、「これなら良いかも・・・」と思ってしまいますから。
しかし、そうしても同じカテゴリーで有る限り、やはりお腹は痛くなります。
あなたが大好きなものは、ホントはおいしいけど(おいしいから)体に良くないものだからです。
取敢えずはそのカテゴリーの食べ物は食べない努力をする。
自分では同じカテゴリーの物を選びがちですから、誰かに「これはどうかな?」と聞ければ良いですね。
そして、学んでいく。
一人での努力はキツイですから、支援を受ける。
間違って、お腹が痛くなっても原因は自分でわかりますから、今度はお薬を自分で飲む事も可能です。
しかし、お腹が痛くなる物には対処出来ても、今度は頭が痛くなる事が出てきます。
全身症状ですから、一番痛かったお腹が治ると、今度は隠れていた頭痛がクローズアップされてきます。
対処療法でしかありませんが・・・
いたちごっこと同じですが、
いたちごっこも以前より可動範囲は狭まっています。
もう一息です。
・・・これが第2段階です。
原因を根本的に解消しないとお腹の次は頭、その次は腕、腰・・・えんえんと痛い所だらけですよね~
取敢えず、対処療法はしますが、これだけでは病院通いはなくならないでしょう~
だったら、体質改善して病気を寄せ付けない健康な体にしちゃいましょう!!
その為にも、今まで解った事を整理して、リハビリ、健康な体作り、維持・管理
・・・ゴールです。
病気に例えると簡単ですが、体質改善=精神構造の改善ですので、難しくはありますが出来る事ですし、やるべき事と位置付ける「勇気」は必要です。
ここまでのサポーターが霊能者だと思います。
そして、同じ苦しみを分かち合った戦友と同じものだと思います。
今後、何かあっても共に戦った信頼できる仲間として、依存ではなく!心置きなく相談でも、愚痴でも、何でも話せるパートナーになれたら幸せです。
ここで・・・(彼女は霊能者です。この理屈は解っている訳です。)
霊能者はそれを自分で痛みながら解る過程を無視する事は出来ないと考えています。
痛みを自分が体験しないと、ご相談者様の「痛み」をきちんと理解できませんし、上辺の言葉での慰めしか言えません。
それだけなら誰にでも出来ます。
その様な上辺の言葉で、ご相談者様の「勇気」を呼び覚ます言葉、心に響く言葉が綴れる事はあり得ません!!
だから、霊能者であるため、茨の道でも、血を流しても勝ち得てこなければ辞めざるをえないのです。
自分自身を強く鍛えられないと、廃業するしかない仕事だと思っています。
彼女はまだ、戦いの途中です。
私に出来る事は、安易に助けない事と彼女の生還を信じ祈る事しか出来ません。
生還出来たら、また、より以上の力を携えて・・・
霊能者としてはまだまだの私を遥かに超えた存在として、活躍することでしょう!!
霊能者ではなくても「あなたも、そうなれる力は持っています!」
「少しの勇気」を持ってください。
私で力になれるなら、いつでもご相談をお受けします。
人は最低限のマナーやルールの中で社会生活を営んでいるわけで、それは永い間かかって培われたものだと思います。
最近、一般的にいう「常識」って、何か?考える事が多いです。
そこに捕われる必要はないのかもしれません。ですが、ルールやマナーを無視する事は許されない事だと思います。
それがなくなれば無法地帯ですもんね!
「力」」をお預かりしている人間は特に考えなければならない事は沢山有ります。
自分を律する、私もなかなか出来ていませんが、自分の中の決め事だけは守っています。
霊能者は「感謝の心」の中で育っていきます。
沢山、感謝の心と向き合いたいですね!!
その為にも自分を律する事の心がけは怠ってはならないのでしょう。
以前の師匠に、霊能者は「いつ命を落とすかわからない。その為にも後悔のない1日を送るのは大切な事。霊能者として生きるならそれは絶対忘れるな。その覚悟がなければやるな!相談者の機嫌をとっておべっかを言う事で仏様の言葉を曲げて伝えるな。嫌われる事を恐れるな。叱る時は本気で叱れ!」と言われた記憶があります。
私だって嫌われたくなんかないです。
でも、霊能者なら師匠の教えの様にそうしたいと思います。
彼女が、叱る方も辛いのだと思ってくれたら・・・思い出してくれたら・・・
叱る方も同じ様に心が痛いのです!!
どうぞ、これを読んで下さった方、あなたを本気で叱ってくれる人を大事にしてあげてください。
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