パンジー

春はもうすぐそこまで。

今年になって初めて記事を書く事になりました。
あれよあれよという間に2月も後半に入ってしまい、我ながら何をしていたのか・・(汗)
リピーター様から「香月先生、何か書いて下さい~何か読みたいです~」とお尻を叩かれ「ヤバイ!」そう思いPCに向かい何を書こうか?物凄く考えました。

弘俊さんが2月初日から行(ぎょう)に入りました。
私も一緒に始めたまでは良かったのですが、日にある程度の時間を割く事になり、時間に縛られている身にはこれが中々大変だったりします。

行自体に取り組むのは苦しくはないのですが、
やり始めたら止められないので、電話が掛かっても出れないし・・・やる時間帯に制限を受けます。
行!と言えば滝行を思いつかれる方が多いのではないでしょうか。
勿論、最初はとっても冷たくて、寒くて、水量が多いと終わった後全身殴られた様な痛さでガタガタになりました。
頭にまともに当たった時は数日は頭がガンガン痛んで仕方なかったですね。
常日頃から鍛え方が足りない鈍らな身体でやるのですから、さもありなん!という事です(笑)
確かに最初は寒いのですが、次第に身体が熱くなってくる感覚は面白いです。
そして、判りやすく達成感を感じられるのも滝行の魅力でしょうか・・・

同じ行は(もう少しハードに(笑))私は20数年程前に初めてやりました。
あの頃は先生に言われて「やらなきゃいけないんだよね~」程度でやった様な気がします。
何かの目的やビジョンが明確でないままやったので本来の意味合いを知る事無く「終えた」という形なんだと思います。
今となっては、(今だから判るんですが)何と勿体ない事をしたのか・・・
同じ事が以前よりライトな物で有っても、今やっている事の方が明確な意思に基づく行動な分、自分の中では価値を見出している様に思えるのです。
以前の否定ではなく、その時の状態ではやれた事は確かで今に繋がっているのです。
確かに数回やってきているので何らかの変化は有って然りでは有るのでしょうし、また、そうでなければ「行」としての意味を成さないとも思うのですが・・・少しは進歩が感じられれば自分にとってプラスになって行くものなのでしょう。

滝

見てる分には綺麗なんですよね

今回の行について、弘俊さんにやってみる?どの行をやりたいか?聞きました。
やりたくないモノを押し付ける気が私には全く有りません!!
人の為に忖度してやるものではないですし、やるなら全力で頑張れる事をやったほうが良いと思うからです。
「今の時期は滝行は寒いので出来ればやりたくない!」との回答でした。
流石に2月は寒いですので当然と言えば当然の答えかも知れません(笑)
もし、私が先生から聞かれたのならばそれでも滝行を選んだと思うのですが。
極寒の中毎日続ける場合を除いて、1回だけなら私は1番楽でした。
だって、その日、その時、その瞬間だけ我慢すれば終わる訳ですから!

今取り組んでいる、毎日々何かを欠かさずやる!
数年、数十年に渡るこちらの行の方が遥かに大変で、私の性格からしたら1発勝負か期間限定継続の方が断然心の負担が少なく、
時として思う「いつまでやらなければいけないのだろう・・・?」が無い分楽に感じてしまいます。

現在、新型コロナウイルスがこの様な状況の中では簡単に風邪を引く事も要注意ですので、その可能性を含む滝行はやはり今は向かないのは確かです。
「命有ってのモノダネ」なのです。

行て何だろう?改めて自分に問うてみました。(継続型の場合)
〇宗教的物を主軸に行っていますから「仏様との約束」は最初に挙げられます。
⇒何かを叶えて欲しいからお願いとしてやる事とは私の場合は違います。
〇チャレンジ~それは有ります。
〇継続が苦手な私との闘い
〇仕事でどなたかのお話を聞く時、自分に何某かの負荷を掛ける行動を敢えてする事で「辛い」という感覚を忘れない事。
〇難しい行をやって成し得たか継続していれば、「ダメダメな自分でもやれた(やれてる)から」という人を応援する言葉を
出しやすい。
〇今が寒くて、苦しい、辛い時でも渦中から抜けると違う世界観が出る事も有るという事。
〇やれた自分を誰が褒めてくれなくても自信に繋がるということ
〇自分の心の変化を見るのに判りやすく、反省や考え直しをして即明日からの行動に結び付けられる事
〇行は自分との闘いで有ると同時に自身をコントロールする考え方が身につく

行は大掛かりにやる事ばかりでは有りません。
修験者ではないのですから、生活をしている中でも十分出来る事です。
継続型は特に忍耐が必要です。なので、継続型は意外と慣れるまでキツク感じる事も有ります。
細かい事で最初は期間を決めてやってみることが出来ます。
簡単な事では・・・・
1人暮らしで有っても、離れている家族に1日の感謝を込めて玄関で「ただいま。今日もありがとうございました」と言い、
一礼してお部屋に上がるこんな簡単な事でもやれてない場合は続ける事は難しいものです。

昔、先生から「下座行」を行え!!そうしつこく(笑)言われました。
僧侶の世界では掃除の事では有りますが、
「それはお大師様(弘法大師空海様)のお言葉にも存在するもの。
掃除は環境と心の両面を指すもので有るという教えを忘れてはならない。
また、下座行は掃除に留まらず生活の中のあらゆる面に存在しているものなので、自分で何かを決めてやり抜く事も修行と言える」

自分を変えたいと思う方には継続の「行」はオススメです。

*下座行については私などよりはるかに上手い文章で解説しておられる先生方がおられますので、netで探してみて下さいね。

滝2

マイナスイオンが多そうです

プロフィール

谷川 香月
谷川 香月代表 / メインスピリチュアルカウンセラー
熊本県熊本市の霊能者・香月が霊能力によるスピリチュアルカウンセリングやご相談をお受けしております。占いや心理カウンセリングでは分からない事でも、あなたの悩みを解決に導きます