前回は、
祭壇が有るお宅に行った・・・という所まででした。


弘法大師

弘法大師

そのお宅にいらっしゃったのは30才位の緋袴をはいた(巫女さんの装束)女性でした。
祖父と一般的なご無沙汰しています等の挨拶をされていましたが、祖父とは旧知の間柄らしい親しさを感じました。
お姉さんの方が若いのに、祖父は偉い人と話してる様子だったことは忘れられません。
だから、お姉さんは偉い人だと思っていました。
祖父とお宅に上げて貰い、祭壇に祖父がお参りしている間私は座って待っていました。
巫女さんはお茶の準備をして下さり、私にお菓子をすすめてくださいました。
テーブルに着き話が始まりました。
私が小学校に上がる事、母に内緒で連れて来ている事、私の様子がおかしい事、そこから話が始まりました。
巫女さんが私に祭壇の右側にお祀り?してある石を指さして
「あそこに有る石はわかるね?あれは何に見える?」と聞かれ、
私:「石有るけど、、、でも、そこには男の子が座ってる。なんであんな所にいるんだろう?」
巫女さん:「どんな子供かね?」
私:「変な着物来て胸にボンボンが2個付いてるけど、話さないよ?」
巫女さん:「どんな髪型しとるかわかるかぁ?」
私:「髪が長いのを頭の上で結んで、白い紙でリボンにしとるよ、でもね~オダイシサンの所に足ブラブラして座っとるけんバチが当たるけんいけんね~」
巫女さん:「オダイシサン知ってるんか?お参りするんか?偉いなぁ~なんなら行って、その子下ろしてくれるか?」
私:「うん、いいよ。オダイシサンね~なむだいしへんじょこんごーってナムナムするよ!そして、オンアボキャベーロシャノーも言うよ」
立ち上がってその子を引っ張ろうとしても、手がすり抜けてしまいました。
私:「この子生きとらんけん、下ろせんから!」
巫女さん:「あんた恐ろしゅうないんかぁ?触れんじゃろ?」
私:「なれとるけん、怖くないよ!でもこの子話もせんね~」
巫女さん:「その子は誰とでも話せんからな~そのうちあんたとなら話すかもしれんなぁ(笑)
あんた、いつも触れん人と話するんかね?」
私:「うん!誰とでも話すよ」
巫女さん:「どうやっていつも話よるんかね?」
私:「頭で話したり色々(*^^)v」
巫女さん:「そうかぁ~面白いやろ(o^―^o)ニコ」
私:「うん!!(((o(*゚▽゚*)o)))」
巫女さんが祖父に、「この子で間違いないなぁ、、、あんたにはアレは石にしか見えんやろ?この子はハッキリ見えとるしなぁ。それに、ようけ、一族連れて来とるんよ。ずっとこの子守っとる人達やね~数が違うんよ!こんだけおってやっとこの子の力抑えとるだけやからね~ウチの後を継ぐ子ぉやな!あんたがどう思うて来とるかウチは判っとるけどこのまんまじゃ、どうもならんのあんたは知っとるやろ?奥で話聞こうか!」
そういう会話が交わされたのもハッキリ覚えています。
私に巫女さんが、
「じいちゃんと奥の部屋におるからお菓子食べて待っとってくれるか?オシッコしとうなったり何かあれば奥にお出で!男の子と話出来るかもしれんから、お話してみぃ~外には出れんから行ったらいかんよ」
そう言いおいて、玄関に向かって何かをした後祖父と奥の部屋に行ってしまいました。
今となって判るのは、巫女さんは玄関から私が出られない様に「結界」を張ったんだという事です。
暫く、お菓子食べたり、祭壇見たりしながら待っていましたが、中々祖父は帰って来ず・・・
祭壇の男の子に話しかけてもダンマリ・・・
つづく・・・

プロフィール

谷川 香月
谷川 香月代表 / メインスピリチュアルカウンセラー
熊本県熊本市の霊能者・香月が霊能力によるスピリチュアルカウンセリングやご相談をお受けしております。占いや心理カウンセリングでは分からない事でも、あなたの悩みを解決に導きます