拡張性頭痛、香月が体験した頭痛と死ぬという事

香月が体験した拡張性頭痛

頭痛が激しく、仕事にならない位頭がガンガン痛み過呼吸を起こすほど酷い時期がありました。
元々、10年以上前から肩こりから頭痛はしょっちゅうで、
鎮痛剤を1回飲めば治る、マッサージに行けば治るそんな程度でした。
頭痛が激しくなったころ、
最初はいつも通り1～2回鎮痛剤を飲んで何とかなりました。
ですが継続して頭痛が続き、鎮痛剤が効いているのは最初は5時間程でしたが段々時間が短くなり、鎮痛剤なしでは普通に生活が出来なく1ヵ月程鎮痛剤を日に5回使い、仕事の忙しい時期をどうにか乗り越えやっと頭痛専門の病院へ行きました。
病院に行った日は朝から何かで頭を殴られた様な痛みで「くも膜下出血では？」と思った位体験したことがないほどの痛みでした・・・
診断は拡張性頭痛で、
状況は自分でも把握はしていましたが、勿論、「鎮痛剤の乱用」と言われ鎮痛剤の禁止でした。
「確かに個人差は有りますが、あまりの痛さに鎮痛剤を飲み過ぎて効かなくなって来られる方は多いんです。鎮痛剤は一時的な痛みには有効でも、継続性のある痛みはきちんとした治療で治りますから、大丈夫です」そう言われ、
それに見合う適切な薬と用法で治まり事なきを得ました。
正直、「くも膜下出血では？」と思った時には「死んじゃうんじゃないか？」と思ってしまいました。
親友がある日突然くも膜下出血で30才前半で亡くなっていたからです。
自分の事は判りずらいのですが、「まだ死ぬ時期じゃないんだけど・・」そう思ってはいるもののやはり、こんな死に方はいやだな～と思ってしまいました。
私は師匠から「この仕事をやるからにはいつ死ぬか判らない、自分の能力が対峙する相手次第で及ばないときは命は取られる事も有る。そうならない為には自分の能力におぼれて精進を怠るな」と言われていました。
今でも、その教えは私の中に深く根付き、「明日死ぬかもしれない」という気持ちで「仮に死んでもいいような生活」はしているつもりです。

出来るだけ、明日に持ち越さない
重要な事は家族に引き継いでおく
整理整頓はやっておく
他人が来てびっくりされない位の掃除、洗濯は必ずやる
感謝の気持ちはきちんと相手に伝えておく
人を恨まない

色々有りますが(笑)
私達、霊能者に限らず誰だって明日事故に遭うかもしれませんし、突然死も有りますね！！
特に、現役で仕事をされている世代の方の突然の旅立ちは、残された家族は何をどうして良いか困ります。
その様な方を見てきましたが、クレジット、借金、パスワード、保険請求、通帳・・・
様々な分野で困ってしまいます。
お弟子さんとの笑い話では、
「急に自分が死んじゃって、部屋散らかしている所に身内がやってきて、香月さんはこんなに散らかして汚い所で良く生活していたものね～」とか
「私、ヘソクリで〇〇銀行の預金が～ああ、、あの通帳、誰も知らない、勿体ない」
なんて事になったら、
「化けて出たくなるわよね～～～(笑)
幽霊じゃ掃除も、預金下ろしてパッと使うわけにもいかないもんね～」
自分が日ごろどのように生活しているかという事を考えてみられるのもいいのではないでしょうか。
「死出の旅立ち」はいつ突然やってくるかわからないのですから・・・