CHRISTMAS　NIGHT！香月の怖い話

皆様のリクエストにおこたえして

霊能者、スピリチュアルカウンセラーという看板を掲げているので一般的に言う「怖い話」を沢山体験しているだろう！との事でカウンセリングが終わった雑談タイムになるとよく聞かれます。
皆様のリクエストにお応えして！香月の「ホントにあった怖い話」的な霊能者香月の目線でのお話です。

30年以上、永年に渡り1回の旅で1泊～10泊で神社・仏閣・霊場への参拝やお遍路に行っています。
そうなると色んなお宿に宿泊する事になります。

その時はある宿坊に泊まりました。
翌朝、自由参加で本堂での朝のお勤めが有ると言うことでした。
お寺によりますが、だいたい朝の場合は6時とか6時半からの始まりが多い様です。

朝3時半には起きてお勤め後朝食をとり、直ぐにチェックアウトが出来る様に支度をして同行者と共に参加しました。

本堂前に着くなり「やっ、ヤバイ！！面倒な事になるかも」それが心の第一声でした。

夜明け頃の本堂は古い作りもあり、蝋燭と必要最低限の照明のみで薄暗くスゴイ雰囲気は出ているのですが～。
私に視えているのは渦巻く程の霊の群れ、、、狭い空間の中に恐らく数百の数！満員電車の中を更に圧縮した感じでしょうか。
これだけの数は私の人生の中でもTOPクラスに入る量でした。
「どうしたもんか～今更帰る訳にもいかず」
数秒で対策を考え、仕方がないので中に入る決断をしました。

私の一行を含め外国人もいたりで、本堂には20人弱入っていました。

今年のクリスマスはどうすごされますか？

基本、「頼まれない霊視、除霊はしない！」が師匠から言い渡されたルールです。
命を脅かされない限りは、私のテリトリーでない所、仕事では無い場合での除霊等の能力の行使は極力致しません。
そうなると、防御しか残らないのですが・・・

私１人ならどうとでもなるのですが、同行者の安全は確保しなければなりません。
本当なら1人1人に護りを掛けたいたい場面です。
しかし、もうすでにお勤めが始まろうとしている時に立って回る訳にもいかず、同行者のみを急拵えの空間の簡易結界で守る方法にしました。（固まって座っていたので）

お勤めが始まり、今日のお勤め担当らしい若いお坊さんに靄が集まり始めて（数が多く圧縮状態なので靄に見える）

ですが如何せん！数が多すぎました。
結界にどんどん外からの攻撃（押し潰される感覚）を感じ始めました。
時間と共にどんどん圧力が増します。
結界の維持と自分の護りを30分程頑張っていました。
「久々に朝から、これ無いでしょう！プライベートなのにキツイなぁ～」と言うのがその時の感想でしょうか。
旅に出るためかなり無理して仕事をしていたので、毎日3～4時間しか寝れていない状態が続いてるせいか？この圧迫感に耐えて疲れてきたのか？
今思えば何かが変でした。
どんどん異様な眠気に襲われ始めました。
そして瞬きしたほんの一瞬でした。
両足首に痛いほどの圧迫感を感じて・・・（椅子座りしていました）
靄の中から出てきている数本の手が私の足首を強く掴んで引っぱっていたのです。
「・・・！！あ！一瞬、寝たかも？」
でも、直ぐに気を取り直して対応出来ましたが（笑）

こうなると、眠気も吹き飛び、今度は沸々と怒髪天の怒りが～～
「大人しくしてる私に何て事やらかしてくれてるのっ！！これは痣が残るパターンじゃないのぉぉーー？見苦しいから嫌なんだけどぉぉぉ～」
30年以上前には、霊から首を絞められたり、身体のあちこちを掴まれてよく痣が残っていました。
痣が残るパターンって感覚的に解っています。
目立つ所は見苦しくて仕方ないですよね。